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「最初は意味が分からなくてもいい、3回読めば分かるから」
OBが勉強会で一番最初に言ってくれた言葉です。
その言葉を頂いた当時、勿論「3読」を実行してみましたが、
残念ながら3回読むまでに「わからない」状態に耐えられず途絶。
まさに「単語も知らないのに英文を読む」と同じ。
最近よくTVでお見かけする茂木氏も
「分からないまま英語の小説を読んで、辛い日々が続いたが、
ある日突然、分かるようになった」と著書に記していますが、
ほんとに分からない日々は辛い。
だが、学者も同じ人間。
それに学者の思考を辿れずしてその道で働くことなどできない。
去年から一人の学者が「初学者向けに」と書いた本を少しずつ3読開始。
ただし「分からない部分があったら決して飛ばさず、分かるまで繰り返し前後を含めて読み、分かってから進む」という「3読」のカスタマイズ版で挑戦。
時間は相当かかっています。
1日の通勤時間40分で、3~15ページしか進まない。
それでも、「どうやら自分でも繰り返せば分かる」という自信がついてきました。
しかも読んでいる本は「初学者向け」とはいえ、
私から見たらぶっちゃけ「東大の1回生」向けであり、十分に「高いハードル」。
これを読めるのであれば(時間はかかるけど)、
今まで読んでも「意味不明!」と読み飛ばしていた参考書が理解できる可能性が出てきたわけです。
いや、きっと理解できるだろう。諦めず繰り返せば。
まだまだ「ある日突然、分かるようになった」レベルには至っていませんが、
第一段階の「一定のライン」は超えることができたのかも知れません。
「狭き門より入れ」、
その狭き門もあと数年で閉ざされてしまいますが、
仮に閉ざされた門前で倒れるとしても、
今、ようやく手が届いた「分かる喜び」は、
きっと人生の宝になる。
尚、私の夢は「理系文系が協力し合う有識者会議に出る」ことv
文系を極めつつ理系に再び手を伸ばすことで、
文と理の架橋を。知の共有を、頭脳の共有をもっと自由に。